2008年07月03日

出産内祝いのマネー事情

出産祝いとしてお祝い金を渡す場合、決まって悩むのが「いくらが妥当なのか?」ではないでしょうか。
これは絶対にこの金額でなければいけないというような決まりはないものの、出産祝いはいくら「気持ちを伝えるもの」とはいえ年代や受け取る側との関係でも変わってくるでしょうし、さらにその地域などによっても微妙に差があるものです。

そこで金額を決める手段としては、同じ(贈る)立場の人に相談して同じ金額を贈る、受け取る側から同じように出産祝いをいただいたことがあればそれと同額にする、その地域の人に聞く…などが挙げられます。
また、さらに目安として覚えておくと便利なのが、一般的な相場。以下は、贈り主を20~30代と想定した金額を挙げていますので参考にしてみてはいかがでしょう?(受け取る側、包む金額の順に掲載しています)
・兄弟や姉妹→10,000円程度
・親戚→5,000円程度
・友人→5,000円程度
・同僚→5,000円程度

ちなみに縁起が悪いとされる「4」や「9」がつく金額は避けるようにし、できるかぎり新札を揃えるのが理想的です。
のしの水引は“何回あっても嬉しいこと”なので紅白の蝶結びを、表書きは「御出産御祝」や「御安産御祝」、「御祝」などにします。

なお贈る時期ですが、出産内祝いを贈るのがだいたい出産後1ヶ月前後(お宮参りの頃)が多いので、それ以前に贈ることができるといいですね。しかし早く届けた方がいいといっても、万が一のことを考えると出産前に贈るのは避けた方が無難です。

出産内祝いあれこれ

出産祝いをいただいたら、お返しとして出産内祝いを贈るのが一般的な習慣です。

お礼状と赤ちゃんの写真などを一緒に添えて、お菓子やドリンクといった食べ物やタオル、石鹸、入浴剤などの実用品、消耗品を贈る家庭が多いようですが、以前は傘、ふとん、毛布などを贈ったそうで、これらには「人の上に立てるように」といった縁起をかつぐ意味があったとか。
その他、時代は関係なく鰹節や赤ちゃんの名前入りの角砂糖などもよく選ばれています。

ではその品物の金額はどれくらいが相場かというと、いただいたお祝いを目安に1/3~1/2程度が一般的とされていますが、とくに決まりはありませんしその地域によっても異なりますので周囲に聞いてみるといいでしょう。一律で返す場合もありますし、目上の方へは1/3程度、年下の方へは1/2程度という考え方もいいと思いますよ。

お礼状についてですが、たとえお返しをしない場合でもお礼状は必ず贈り、気持ちを伝えましょう。送る手段としては封書がいちばん丁寧ですが、はがきでも問題ありません。また、電話だと直接伝えられていいのですが、電話はあくまでも略式なのでれきれば封書などで伝えられると理想的ですね。

のしは、表書きは「内祝」が一般的で名前は赤ちゃんの名前を書きます(お披露目の意味のため)。水引は紅白の蝶結びのものを選びましょう

これらは一般的に知られているマナーですが、現在は少しずつ形態も変わってきています。どんな形であれ、自分たちらしく気持ちをきちんと伝えたいものですね。

マナーは相手を思いやることから!

出産祝いを贈るにあたって、各ポイントにはそれぞれマナーがいくつか存在します。言い換えればそのマナーさえ押さえておけば迷うことや困ることは少なくなり、もちろんマナー違反になることもなくスマートに進められるということになります。
以下でそのマナーを各ポイントごとに紹介しているので、出産祝いを贈る際にはぜひ参考にしてみては?

・品物選び 出産祝いとは赤ちゃんの誕生の「喜び」とママへの「お疲れさま」「これからがんばってね」といった意味があるため、赤ちゃんの立場はもちろんママの立場に立った品物選びをすると選びやすいはず。相手との関係にもよりますが、あまり自分の趣味に走りすぎるのはNG

・メッセージカード 出産祝いの意味を考えても、品物を贈る際にはかならず自分のことばでつづったお祝いのメッセージを添えるのがマナー

・贈るとき これも相手との関係にもよりますが、母子の体調を考えると病院へ直接届けるのは好ましくありません。実家にいる場合もあるので送り先を事前に尋ねるのもいいでしょう。また、贈るのがかなり遅くなってしまった場合にはお詫びの言葉を添えるなり、1才の誕生日祝いとして贈るのも◎

ざっと見てみると、どれも相手の立場に立ち、相手の心身を気遣ったものばかりですね。日本に今なお大切に受け継がれている贈り物の習慣は、まず相手を思いやる素敵な心があるからこそ成り立っているように思います。
私たちもこの気持ちを忘れず、贈り主と受け取る側双方が幸せになる贈り物を続けていきたいものですね。

言葉で伝える出産祝い

出産祝いというとどうしても品物を贈るイメージが強いのですが、実際には赤ちゃんの誕生を祝う気持ちと、母子の健康を想う気持ちを伝えるため手段なのです。ですから、出産祝いを贈る際には一緒に自分らしいことばでつづったメッセージを添えるのを忘れずに。
以下で例文を挙げていますので参考にしてみてください。

・ご出産、本当におめでとうございます。おふたりの願い通りのかわいい女のお子さんということで、おふたりの幸せの笑みが目に浮かびます。美男美女カップルのおふたりのお子さまですから、将来もますます楽しみですね。しかし、産後はお子さまはもちろん、ママも体を休めることが一番ですから、無理することなく体だけは十分いたわってあげてくださいね。落ち着いた頃に伺いたいと思っておりますので、その時にお子さまに会うことができれば嬉しいです。心ばかりではありますが、お祝いの品を送らせていただきましたのでご笑納ください。

次のように、出産祝い(品物)を届ける前にまずお祝いのことばを伝えるのも素敵だと思います。

・元気な男のお子さまのご誕生、おめでとうございます。○○ちゃんの時は体調が不安定だったこともあり心配しておりましたが、母子ともに健康だということで安心しました。今後の健やかな成長を心からお祈りしております。お子さまと△△さんに会えるのが本当に楽しみです。別便になりますが、ささやかながらお祝いの品を送らせていただきます。まずはお祝いを先お伝えしたく、メッセージをさせていただきました。

出産祝い選びの極意

出産祝いに何を贈ればいいんだろう?
これは出産祝いを贈る機会に遭遇された方であれば一度は経験がある悩みでは?

そこで、これから出産祝いを贈る予定がある人もそうでない人にも役立つ、出産祝いの選び方のヒントをいくつかご紹介します(ここでは数ある出産祝い好適品の中でもとくに人気の高い3ジャンルにポイントを絞って紹介しています)。

・ベビー服 新生児の頃に着る服はその家庭で買い揃えている可能性が高いので、それを見越してたとえば生後6ヶ月~3才あたりの間に着られる服を選ぶといいでしょう。新生児~幼児期にいたってはとくに身体の成長スピードがとても早いので、今ゆとりがあっても1ヶ月後にはきつくて着られない…なんてハプニングも十分あり得ます。ですからサイズ選びには慎重にならなければいけませんし、赤ちゃんの動きに適した動きやすいデザイン、またママのためにも着脱のしやすさも考慮しましょう

・ベビー小物 靴下や靴、よだれかけ、タオルなどの実用品や消耗品の他、アルバムやフォトフレームなどメモリアルアイテムはいくつあっても嬉しいもの。もし親しい間柄で相手の趣味などが分かるのであれば、それに見合ったものをセレクトすると◎

・おもちゃ 乳幼児用のおもちゃは、遊びながら脳や運動能力にさまざまな刺激を与えてくれます。中でもおすすめなのは木製のもので、安全性とナチュラルな温もり、デザインの美しさは幅広い年齢層に人気です
以上は赤ちゃん向けの品物ばかりを挙げましたが、ママ向けとしてマザーズバッグやアロマグッズ、バスグッズなどを贈るのも素敵ですね。

出産祝い金の相場は?

冠婚葬祭などでお金を贈る機会は多くありますが、もちろん出産祝いも例外ではありません。

さて、出産祝いでお金を包む際にみなさんが気になるのは「いくら包めばいいんだろう?」ということだと思いますが、これは身内や親戚、友人、会社の同僚など贈り主と受け取る側との関係でも異なってきますし、その土地の慣習などによっても異なってくるものなので残念ながら一概に「兄弟なら○○円」「友人なら○○円」といった金額はありません。
しかしながら一般的な相場はありますから、それを知識として知っておくと迷うことも少なくなるのではないでしょうか。

兄弟など身内であれば5,000~10,00円前後、友人であれば3,000~5,000円前後、会社関係であれば3,000~5,000円前後などがよく贈られる金額といわれているものの、実際には付き合いの深さもありますし、贈り主の年代によってももちろん違ってくるので難しいですね。

受け取る側から過去に出産祝いをいただいたことがあるのであれば同じ金額でいいと思いますし、同じように出産祝いを贈る友人や同僚など同じ立場の方がいる場合は相談して同額を包めば問題ないと思います。
またその土地の習慣などである程度決まっていたりもするので、まず地元の人に尋ねてみるのもひとつの手だと思います。

なお、出産祝いを現金で贈る際に気をつけたいのが受け取る側が自分より目上(年上)の人の場合で、このとき現金を贈るのは失礼にあたるので必ずギフト券や商品券などに代えて贈るようにしましょう。

出産祝いの基礎知識

身内や知り合いから赤ちゃん出産の報告を受けたとき、ほとんどの方が出産祝いに何を贈ろうかを考えるのではないでしょうか。
出産祝いはベビー服やギフト券、商品券、図書カード、おむつやお尻拭きといった消耗品、アルバム、フォトスタンドなどが人気ですが、贈る際の一般的なマナーはもちろん、品物選びのポイントや注意点を覚えておくと出産祝いを贈る楽しさも倍増するのでは?
ここで紹介しているのはごく一般的なことばかりなので知っていることもあると思いますが、再確認のためにもぜひ読んでみてくださいね。

・祝儀袋について 水引は紅白の蝶結びのものを使いましょう。表書きにとくに決まりはありませんが「御祝」「御出産祝」「御安産御祝」などがよく用いられています

・お祝い金について できれば使用感のあるお札を避け、新札を用いるのがベター。金額は「死」や「苦」を連想させる「4」「9」になる金額は避けた方がいいでしょう(これはお礼状やメッセージカードに書く文章にも同じことがいえます)

・品物について 人気はやはりベビーグッズなど赤ちゃんに関するものですが、出産祝いはママへの「おつかれさま」「これからがんばってね」といった意味もあるのでアロマ系アイテムやバスグッズ、ファッション小物など、心と体にリラクゼーション効果が期待できるものを贈るのもおすすめです。またベビーグッズの中でもベビー服や靴といった身につけるものを選ぶ際にはサイズや素材、着脱のしやすさなどにとくに注意して選びましょう

失敗しない出産祝い選び②

出産祝いの品物というとどちらかといえば赤ちゃんが身につけるものや家で使うものを連想しがちですが、外出時のことまで考えると“あると便利なアイテム”の幅が広がります。

私のママ友のMさんが出産祝いにもらって嬉しかったものは、ちょっと予想外のものでした。
それは「ミルクポーチ」というもので、乳児に必要不可欠な粉ミルクや哺乳瓶などを入れて持ち運びができるアイテム。これは自分ではあまり買わないママが多いようですし、比較的長い期間利用できるので重宝すること間違いなしなのです。
また、ミルクポーチと同じ外出時にあると便利なアイテムとして、マザーズバッグなどもおすすめです。

家庭内ではもちろんいろいろなアイテムを買い揃えているはずですから、ミルクポーチやマザーズバッグのように、常に必要になるものではないけれど“あったらいいな”的なアイテムは気の利いた出産祝いとしてインパクトも十分ありそうですね。
出産祝いは赤ちゃん自身へのアイテムでももちろんいいのですが、外出時やママの立場に立って考えるとまたアイテムの幅が広がりますし、他の人の出産祝いと重なる心配も減ると思いますよ。

定番人気の出産祝いとしてギフト券や商品券、図書カード、ベビー服などが多い中、自分らしいアイデアを取り入れたアイテムは選ぶのも贈るのも楽しいものです。
「出産」は人生の中でもとびきり素敵なイベントなのですから、自分が贈った品物でさり気ない“幸せのお手伝い”ができると嬉しいですね。

失敗しない出産祝い選び①

出産祝いはおそらく誰もが「何をプレゼントしよう?」と悩むのでは?
大切な人へ大切な記念に贈るのだからこそ、相手が喜んでくれるものを選びたいものですね。

では、現代の出産祝いの品物で人気(=喜ばれる)のものは?

…正解はギフト券や商品券、図書カードなどです。
これらは相手を選ばず安心して贈ることができるとっても便利な品物といってもいいでしょう。

たとえば贈り主と受け取る側の関係が身内や近い親戚、親しい友人であれば「何が欲しい?」と聞けるので受け取る側が本当に欲しいもの、必要としているもの、足りないものをセレクトできるのでまず失敗することはありませんね。
しかし相手を深く知らない場合や、もし赤ちゃんの洋服や小物を好きなブランド、色などを揃えて買っていたら…食べ物や消耗品ならともかく、残るものや身につけるものだとお互いがちょっと困ってしまうおそれがあります。

その点、ギフト券や商品券、図書カードであれば(金額があからさまに分かってしまうのはどうしようもありませんが)受け取った側は好みのもの、本当に欲しいものをそのギフト券で購入できるわけですからそういった心配は解消されるというわけです。
さらにギフト券や商品券、図書カードは現金や金券に比べてギフト色が強いところも◎。また、一緒に忘れずに贈りたいメッセージカードには「これで素敵な洋服を赤ちゃんに買ってあげてください」「好きな絵本を買ってあげてください」といったメッセージを添えるとさらにいいと思いますよ。

ストレスフリーの出産内祝い選び

出産は人生の一大イベントのひとつ。
嬉しさや楽しさ、幸せな気持ちと一緒に大変さや苦労も少なからずともなうのは当然ですね。しかも体調面でもっとも不安定かつ大切にしたいのは出産前後ではないでしょうか。

そこで、その大切な時期だからこそ少しでもストレスを減らすために、出産にはつきものでもある出産内祝い選びのアイデアをご紹介しましょう。

出産内祝いは出産祝いをいただいた方へのお礼や赤ちゃん誕生のお披露目の意味を持つものですが、一般的には赤ちゃん誕生からおよそ1ヶ月前後(お宮参りをめやすに考えると◎)に贈られることが多いと思います。

さてここが問題です。

出産後の1ヶ月間は、母子共に体調管理がもっとも大切になる時期であり、退院後のこと(育てる環境づくりなど)でばたばたしやすい時期でもあるため「あの人には出産内祝いを何贈ろう?」とゆっくり考えている時間があまりないのも事実。
しかし気持ちを伝える大切な贈り物ですから“心ここにあらず”的なものになるのもちょっとさびしいですよね。

ですから、出産前から「出産内祝いリスト」なるものを用意して、贈る方の住所などをあらかじめ把握しておくといいでしょう。こうすることで1人ひとり何を贈りたいかが見えてくるはずですし、贈り忘れも防げるので一石二鳥!
今はデパートや百貨店、ギフトショップなどにはカタログなども豊富にあるはずですし、インターネットからもたくさん情報が得られるのでしっかり吟味してゆとりを持って準備したいものですね。