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礼儀・作法 アーカイブ

2008年03月04日

贈るベストタイミングは?

日本に古くからある習慣「ギフト」のひとつに出産祝いがありますね。
これは大人になってからおそらく何度となく経験するものですが、昔よりはこういった習慣を重んじる傾向が多少薄れてきたとはいえ、やはり赤ちゃんへの「おめでとう」と新しい命の“親”になったふたりへの「おめでとう」の気持ちを伝えるのはいいものです。
また、反対に赤ちゃんが生まれたことの報告や出産祝いをいただいた方への気持ちとして贈るものが「出産内祝い」になります。

では出産お祝いを贈る時期などの具体的なマナーをご存知ですか?
こういったイベントごとはそうそう頻繁にあるものではないですが、覚えておけば必ず役立つ一般常識。覚えておけば突然の場合にも焦ることなくスマートに対応できるはず!

<出産祝い>
・贈る時期…出産後、1ヶ月以内がベスト。万が一のことも考えて、出産前に贈るのは避けましょう
・届け方…その夫婦との親密度にもよりますが、出産直後は何かと忙しいので病院に直接届けに行くのは避けた方が無難。直接届けるのであれば、お母さんと赤ちゃんの体調を考えてふたりが落ち着いた頃に届けると◎
・のし…水引きは紅白の蝶結びを。表書きは「御祝」「御出産祝」など
<出産内祝い>
・贈る時期…出産祝いをいただいてから1ヶ月以内がベスト
・のし…水引は紅白の蝶結びを。表書きは「内祝」などで、赤ちゃんの名前を書きます
・品物の金額…いただいた品物の1/2~/3くらいが一般的

忘れていけないのが、どちらの場合も「気持ち」を伝えるものだということ。ですから品物だけでなく手紙やカード、メールなどお礼の言葉を添えるのがいちばんですね。

2008年05月19日

お宮参りのHow to?

当初の意味は「氏神さまに新たな“氏子”としての祝福を受けるためと、お産の忌明け」だったとされる「お宮参り」ですが、しかし現代では「赤ちゃんが無事生まれたことへの感謝と成長を祈願するため」としての意味合いの方が強くなったのだとか。

もちろんその土地土地の習慣によっても多少異なるものの、ここでは一般的に知られているお宮参りのマナーについてご紹介します。

・時期…男子は生後31、32日め/女子は生後32、33日め。母子の体調を考慮して生後30日頃で天候が穏やかな日であれば問題ありません
・場所…とくに決まりはないので両親と相談して決めます。遠方だと赤ちゃんが疲れてしまったりする心配もあるので、地元の氏神さまの神社などでも◎
・服装…<赤ちゃん>男子は和装だと羽二重の紋付におめでたい絵柄(鷹、鶴など)の熨斗目模様が本格的/女子はちりめんの花柄、友禅模様の祝い着が本格的。最近は和装だけでなくベビードレスやレンタルで済ませるケースも多い
    <赤ちゃんに付き添う人>とくに決まりはなく紋付の礼装、スーツ、ワンピース、訪問着などが多い
・赤ちゃんを抱く人…父方の祖母が一般的。しかし簡略化されつつある現代では母方の祖母、または父親でも問題ありません

上に述べた以外では、たとえばお祓いを受ける(祝詞を上げてもらう)場合は事前に社務所へ問い合わせる必要があります。料金の相場は5,000~10,000円程度が一般的のようですが、これも場所によって異なるので事前に確認をしておくことを忘れずに。

2008年05月21日

どう書く?「出産祝い」メッセージ文例ガイド2

出産祝いはあくまでも気持ちを伝えるものなので、品物だけではちょっと寂しいもの。手渡しする場合は問題ありませんが、とくに出産祝いを配送する場合はぜひメッセージを添えて贈るようにしましょう。

・会社から贈る場合 「○○さん、初めての出産本当にお疲れ様でした。おふたりにとって初めてのお子さまということもありこれから大変なこともあるとは思いますが、おしどり夫婦で有名なおふたりならどんな苦労も乗り越えていくことでしょう。お子さまと一緒に顔を出してくれるのを楽しみにしています。お子さまと同じ体重で作られたテディベア、思い出の品としてお使いください。 株式会社×× 社員一同」

・友人から贈る場合 「○○へ ママ似のキュートなベビーが生まれたねっ。本当におめでとう!これから大変なこともあるけど、それ以上に幸せがたくさん待ってるよ。これからもいろんな話聞かせてね。このテディベア、ふたりのベビーと同じ体重なんだよ~♪  ××より」

・祖父母から贈る場合 「○○ちゃん、ご出産本当におめでとう。初めての赤ちゃんだったから心配もしたけど、母子ともに健康だと聞いてひと安心です。落ち着いたら、赤ちゃんと一緒に元気な姿を見せに来てください。楽しみにしています。 おじいちゃん、おばあちゃんより」

ここではそれぞれ立場の違うパターンで3例挙げましたが、出産祝いに関してはタブーとされる言葉などはとくにありませんので、あまり堅く考えなくてもかまいません。気持ちを込めて書く文章は、相手に必ず届くものですよ。

2008年05月22日

どう書く?「出産祝い」メッセージ文例ガイド3

出産祝いを贈る時期は出産後1ヶ月以内が一般的ですが、いろいろな事情があって遅れてしまうことも…。

たとえ遅れて贈ったとしてももちろん失礼にはあたりませんが、「おめでとう」の言葉とともにお詫びの言葉をつづったメッセージカードを添えて贈るのがマナーです。また贈る時期が大幅に遅れた場合、1才のお誕生日に合わせて贈るのもいいでしょう。

・パターン1 「○○さん、ご出産おめでとうございます。本当は会って直接お渡ししたかったのですが、こちらの勝手な諸事情でだいぶ遅れてしまい、本当に申し訳ありませんでした。○○さんと赤ちゃんに会える日を楽しみにしています。」

・パターン2 「△△ちゃんの初めてのバースデーですね。おめでとうございます。出産祝いが大変遅れてしまい、本当に失礼しました。お誕生日祝いと兼ねる形になって申し訳ありませんが、お祝いをさせていただきたいと思います。」

・パターン3 「△△ちゃんの1才のお誕生日おめでとう!出産祝いを渡せず、お誕生日祝いになってしまってごめんね。前に送ってくれた写真を見て「ピンクが似合う!」と思ったのでこの洋服を贈ります。気に入ってくれるといいな♪」

また出産内祝いを贈る際にもひと言添えるのを忘れずに。
・例 「この度は素敵なお祝いをいただき、家族みんなで喜んでおります。本当にありがとうございました。おかげさまで子どもも元気に育っております。ささやかではございますが心ばかりの品を贈らせていただきます。」

上記に挙げたメッセージはあくまでも一例なので、自分らしい言葉で気持ちを伝えるのがいちばんですよ。

2008年05月23日

どう書く?「出産祝い」メッセージ文例ガイド1

出産祝いは赤ちゃんへの「はじめまして&おめでとう」と、夫婦(とくにママ)への「おめでとう&お疲れさま」という2つの意味合いを持ったものです。品物以上に心温まるメッセージは、忘れずに添えたいものですね。

・パターン1 「かわいい赤ちゃんのご出産おめでとうございます。新米パパとママだから大変なこともあるけど、それ以上に子育ては楽しいものです。ダンナさまと協力し合って元気なお子さんを育ててくださいね。」

・パターン2 「ご出産、本当にお疲れさまでした。家族が増えて賑やかになった分、不安も出てくるかもしれませんがおふたりならどんなことでもきっと乗り越えられると思います。夫婦力を合わせて、子育てライフを楽しんでください。」

・パターン3 「赤ちゃんのお誕生おめでとうございます。美男美女カップルだから、きっとお子さんもかわいいのでしょうね。今は体調も生活も何かと大変な時期だと思いますが、これからは今まで以上にたくさんの幸せを感じることでしょう。体には十分気をつけて、落ち着いた頃に3人に会いに行かせてくださいね。」

・パターン4 「ご出産おめでとう。○○も3人のママになって、これからますます賑やか&忙しくなるね。落ち着いたらまた一緒にお話ししたり、ホームパーティーしよう!元気な赤ちゃんと○○に会える日を楽しみにしてるよ。」

以上はすべて一例です。夫婦との関係でも変わってくると思いますので、できるだけ自分のことばで伝えたいものですね。

2008年05月26日

出産祝いは何を贈る?

出産祝いに何を贈るかは何度経験しても悩むもの。では、一般的に贈られているもの(=喜ばれるもの)はどんなものがあるのでしょうか?これをヒントにして選ぶと迷いも少なくなるはず!

・人気のギフト ベビー服、現金、商品券、消耗品(おむつやお尻拭きなど)、アルバム、フォトスタンドなど。気をつけたいのは、男の子か女の子か知らない場合に贈るとき。また、デザインはもちろん、服など身に着けるものはとくに相手の趣味などがあったりすることもあるので、親しい間柄であれば具体的にリクエストを聞くのもいいでしょう。また初めての赤ちゃんの場合は銀のスプーンや手形セットなども人気です

・離乳時期以降に人気のギフト 離乳食用の食器セット、哺乳瓶、タオル、おもちゃ、絵本など。お互いの間柄にもよりますが、食器や哺乳瓶などのように必ず必要になるものは家庭内で買っている可能性もありますから、できるかぎり品物が重ならないように注意したいですね

今まで挙げたものはすべて赤ちゃんへの品ですが、ママへの贈り物でももちろんOK。お花やアロマグッズ、マッサージ器具のような心身をいたわるアイテムや、マザーズバッグなどもおすすめです。

しかし出産祝いを贈る際に気をつけたいのが、あまり高価なものを贈ってしまうとかえって気を遣わせてしまうということ。お返しは必ずしなければいけないものではありませんが、やはり内祝いを贈る家庭がほとんどなので、自分主体で考えず、贈る相手への配慮も忘れずにしたいものですね。

2008年05月27日

こんな時のお祝い、どうする?

冠婚葬祭は一般的なマナーはあっても、相手と自分の立場や状況によって対応も変わってくるもの。
そこで、ここでは相手が友人の場合のご祝儀や出産祝いについて、あらゆる場面を想定して考えてみました。みなさんもちょっと特殊なケースに遭遇した際には参考にしてみてくださいね。

・パターン1 「友人Aの結婚披露宴に招待されたが、Aはいわゆる“でき婚”だった」…こういった場合に迷うのがご祝儀と出産祝い。もちろん年代にもよるものの、20代であればご祝儀を相場より少し多めに包むのもいいでしょう

・パターン2 「披露宴ではなく、招待されたのは2次会のみ。何かお祝いを持参するべき?」…2次会の参加費のみではちょっと気が引ける感じも否めません。招待を受けている友人らと一緒にお花などを持参してもいいですね

・パターン3 「披露宴などを行わなかった友人から出産の報告が。結婚祝いも渡していないけど…」…メールやカードなどどんな方法でも構いませんので、何を贈ろうか悩む前にまず「出産おめでとう」の気持ちを早めに伝えるのがベター。「出産祝い」は一般的な場合と同じで、相手や赤ちゃんが落ち着いた頃のタイミングを見計らって直接届けるのもいいですし、伺うことが難しいのであれば配送するのももちろんいいでしょう

また、これは相手との関係にもよりますが、年賀状を交わす程度の間柄の場合はメールなどで気持ちを伝えるだけでもとくに失礼には当たりませんのでご安心を。相手は同じ気持ちになって祝ってくれるだけで嬉しいものですから。

2008年06月11日

実家へ帰省する場合は?

出産する前や出産後のママの中には、実家へ帰省する方がかなり多くいますね。生活環境や体調のこともあるのでその期間はケースバイケースですが、中には2~3ヶ月ほど実家で過ごす人もいるとか。

ではこのような場合の出産祝いは、いつ、どこに送ったらいいのでしょう?

贈る時期として一般的なのは出産後1ヶ月以内ですが、本人たちがいなくては贈る側も受け取る側も困ってしまいます。

そこで贈る側としては、出産祝いを贈る旨をあらかじめ本人に伝え、本人の意向を聞くのがベストな方法。場合によっては帰省する実家に送ることも可能になりますし、帰省から戻ってきたときであれば直接赤ちゃんにも会って渡せる可能性も高いですね。

喜びとお祝いの気持ちを早く伝えたいのは山々ですが、まずは赤ちゃんとママの体調をいたわることを忘れずに。

では反対に出産祝いを受け取る側はどうでしょうか。

日本には出産内祝いをはじめ「いただいたら、お返しをしなくては」といった習慣が残っています。しかしお返しは必ずしも必要というわけではありません。中には出産祝い自体を受け取らない家庭もあるくらいですから、日本に古くから伝わる贈り物文化も、時代の移り変わりとともに個人個人の考えを主張し、フレキシブルなものになってきた証拠。受け取る・受け取らないどちらの場合になっても、相手の立場の理解と対応をきちんとすれば問題はありません。

自分たちらしい形で「おめでとう」「ありがとう」の気持ちが伝わることがいちばん理想的ですね。

2008年07月03日

こんな場合の出産祝いはどうする?

出産祝いを贈るタイミングは、相手の環境や体調だけでなく贈る側自身の状況によっても変わってきます。
まれに以下のようなケースに遭遇することもありますので、知識として覚えておくと便利ですよ。

・出産の知らせを受けた直後に身内に不幸があった場合 どんな場合であれ“心ここにあらず”的なものになっては失礼なので、出産を心から祝福するためにも不幸があった場合はそちらの対処を優先させます。とくに近親者であれば四十九日までは忌中に入るわけですから、そういった意味も含めて気持ちも生活も落ち着いた頃にお祝いをしましょう。
事前に相手へもその旨を伝えることで十分理解をしてもらえるはずですし、出産祝いは“必ず1ヶ月以内に贈らなければいけない”ものではありません。たとえば1才の誕生日のお祝いに贈ったり、一緒に添えるメッセージカードに「不幸があったので…」とひと言加えるのも◎

・2人め3人めと続く場合 たとえば1人出産してすぐ次の赤ちゃんが、といったことも。この場合、金銭的に考えても贈る側はなかなか大変なもの…しかしもちろんそれは相手も十分承知のはず。ですから受け取る側からお祝いを辞退することも多いようですし、贈る側も同じ金額で考えずにもっと簡単に済ませる人も少なくありません

・双子が生まれた場合 単純に考えて金額や品物を通常の1人分×2倍では大変なのは明らか。このような場合は現金や商品券といったものを選んだ方がかえって喜ばれたりもします

どんな場合であれ、相手の立場や考えを考慮した対応がもっとも喜ばれるので、どちらの立場になっても相手を思いやる気持ちを忘れずにいたいものですね。

出産内祝いのマナー

ここでは出産された方のためのアドバイスをいくつかご紹介していきます。
大抵の場合、家族や親戚、友人、会社関係などたくさんの方から出産祝いをいただくことになりますが、やはり感謝の気持ちと赤ちゃんのお披露目の意味も含めて「出産内祝い」を贈ることが多いようです。
中でももっとも大切なのが「お礼状」で、品物を贈らなくてもお礼状は出すのがマナーということを忘れずに。

・形式 いちばん速く対処できる方法はやはり電話になりますが、電話はあくまでも略式。できるかぎりメッセージカードや封書を選ぶようにしますが、はがきで簡単に済ませても問題ありません

・送る時期 出産直後は何かとばたばたする上、体調も不安定になりがちです。目安としては産後1ヶ月頃に行う「お宮参り」が済んだ後、出産内祝いとして贈るのがいいでしょう

・金額 あまり決まりはありません。いただいたものの1/2~1/3くらいが一般的とされていますが、立場によっても異なってくると思います

・品物 古くからの定番は縁起物といわれる紅白まんじゅうやかつお節、砂糖、お菓子といった食べ物の他、石鹸や入浴剤、タオルといった実用性の高いものも人気。会社など大勢に贈る場合はお菓子など数が多いものを選ばれる方がほとんどのようです。しかし赤ちゃんの名前入りアイテムは相手によっては困ってしまいますので、相手によって品物選びも慎重に。

・のし 水引は紅白の蝶結び。表書きは「内祝」などが多く、名前は赤ちゃんの名前を書きましょう。なお、最初に述べたように出産内祝いは赤ちゃんのお披露目の意味もあることから、赤ちゃんの写真を添えて贈るのも◎

出産祝いはココを押さえる!

赤ちゃんの出産の報告をもらったら、やはり1日でも早く「おめでとう」の気持ちを伝えたいものですし、ママや赤ちゃんに会いたいと思うのは当然のことかもしれません。家族や親戚、よほど親しい間柄であれば病院などにすぐにでも駆けつけることができますが、そういった例をのぞいて、出産直後は母子ともに体調が不安定になりやすい時期なのである程度日にちを空け、できるかぎり落ち着いた頃にお祝いをするのがマナーです。

たとえば出産祝いを買った場所(デパートや百貨店など)から直接配送することもあるでしょう。私たちは出産祝いと聞くと「何を贈ろう?」とつい品物選びだけに気がいってしまいがちですが、気持ちをつづったメッセージカードを添えるのを忘れないようにしましょう。贈り物の中に「ことば」を伝えるものがあるのとないのではかなり違うものですよ。

品物選びに関しては、親しい間柄であればママ本人に直接リクエストをいくつか挙げてもらえると、その中から予算に合ったものを迷わず選べますし、受け取る本人も本当に欲しいものをもらえるわけですから一石二鳥!というわけです。普通、子育てに必要なものは身内で揃えていることが多いので、いくつあっても困らない消耗品(おむつやタオルなど)など実用性の高いものも喜ばれます。

贈る時期は、たとえ前もって予定日を把握していたとしても、できるかぎり出産後に贈りましょう。万が一のことも考えると、出産前に贈るのは大変失礼になってしまうことにもなりかねません。

出産祝いにはメッセージカードを添えて

出産祝いに添えるメッセージカードは何を書いたらいい?
…とくに初めて送る場合は迷うのは必至。
ここでいくつか例を挙げていますのでぜひ参考にしてみてください。

・パターン1 「出産おめでとう&おつかれさまでした!○○ちゃんにとっては初めての赤ちゃんだった分、大変なこともあったんじゃないかな?でも苦労を乗り越えたこれからは、もっとたくさんの幸せが待ってるから楽しみだね。先輩ママとして分かることは何でも答えたいから、困ったことがあればいつでも相談してね。」

・パターン2 「ご出産おめでとうございます。○○家がさらに賑やかになりますね。2年前に△△ちゃんが誕生した時に見た、ご主人の満面の笑みを思い出さずにはいられません(笑)。お子さまの健やかな成長をお祈り申し上げます。」

・パターン3 「赤ちゃんのお誕生、本当におめでとう!予定日よりだいぶ遅れてたみたいだから心配してたけど、無事に元気な赤ちゃんが生まれて私も嬉しいな。送ってもらった写メールを見るかぎりでは、ぱっちりおめめはママ譲りかな?これは将来が楽しみだね♪赤ちゃんと新米ママに会えるのを首を長ーくして待ってるよ☆」

上で述べたメッセージ例を見ても分かるように、特別なルールのようなものはありません。しかし、流れる・なくなる・失う・切る・絶えるといった「死」などをイメージさせる言葉は絶対にタブーですので要注意。子育ては大変な面もたくさんあるものの、こういった場合に送る内容はあまり重くなりすぎないようにするのも大切です。

出産祝いの“いま”

地域によって多少違いはあると思いますが、日本に古くからある習慣のひとつ「出産祝い」は、時代の移り変わりと共に少しずつ変化しているところ、変わらないところがそれぞれあります。
そこで、具体的にいくつかご紹介していきしょう。

出産の報告とお祝いを伝えるには、以前だと略式であれば電話やはがき、また封書などが一般的でした。今はまず赤ちゃんの写真を添付したメールをケイタイに送って報告するのがどんどん増えているようですし、ケイタイだとすぐに返事を返すことができる&返事を読むことができるのがいいですね。もちろん会って直接「おめでとう」と伝えられるのがいちばんですが、これはいくら友人であってもマナー違反になりかねません。身内ならまだしも、出産直後の病院などに出向くのはよほどのことながいかぎり避けた方が無難です。

出産祝いに贈る品物は、ベビー用品やショップの多様化にともなって選択肢は増える一方…。しかしそれは「ありすぎて選べない!」といった事態も招きがちなので、親しい間柄であれば何が欲しいか直接たずねると品物が重なる心配もなく、欲しいものを迷うことなく贈ることができるメリットも!また、アロマ系グッズなどママへの贈り物も素敵です。

お返し(出産内祝い)は必ずしなければいけないものではありませんが、もしお返しをしない場合でも感謝の気持ちを伝えるためにもメッセージカードや封書、はがきなどでも構わないのでお礼状は忘れずに。赤ちゃんの写真を添えればお披露目の意味も兼ねることができますね。

出産祝いの贈り方

出産祝いを贈る機会は、自分の兄弟や親戚、友人、会社関係の人など関係が違えば品物もおのずと変わってくるのは当然のこと。

相手が自分と親しい関係であれば何が欲しいのか、また何なら(品物が)重ならないかなどが分かるので安心なのですが、反対に聞けない場合はちょっと困ってしまいます。
そういう場合は現金や商品券を選ぶケースがかなり多いようですが、「現金や商品券だと金額が明確に分かってしまうので気が引ける」なんて方も。現金や商品券を避けたいときは、おむつやタオルといったたくさんあっても困らないものを選ぶことをおすすめします。それに加え、受け取る側と共通の友人がいるのであればお金を出し合って出産祝いを贈ることもできますので、そういう場合にはちょっと値が張るものも買えたりします。

しかしそこで注意したいのは、大抵の場合は受け取る側は「出産祝いをいただいたら、お返しをしなくては」と思うこと。

出産内祝いは(立場や地域によって異なるものの)一般的にいただいたものの1/2~/3くらいの金額が相場になっているので、出産祝いにあまり高価な品物を贈るのもちょっと考えた方がよさそうです。相手からリクエストがあった品ならまだしも、やはり受け取る側の立場もきちんとふまえた上で選びたいですね。

贈るタイミングも、出産の連絡を受けてすぐ贈ればいいというものでもありません。赤ちゃんもママにとっても大切な時期でもあるので、直接届けるのであればふたりの体調がよく、都合のいい日を選んでぶこと。こうした相手を思いやるマナーも忘れたくないですね。

出産祝いで気をつけたいこと

赤ちゃんの誕生とママへのお疲れさまの意味を込めて贈られる出産祝いはもちろんおめでたいギフトのひとつなのですが、出産という独特な環境であるがゆえに、お祝いの気持ちとともに心がけたいマナーもあります。
ここでいくつかご紹介しますが、どれも相手への気遣いひとつで分かる簡単なことばかり。贈る側になったときはぜひ参考にしてみてください。

・出産祝いは産後に贈る これは当然のように感じますが、あらかじめ生まれる時期を知っていると早めに贈ってしまうこともあります。しかし万が一のことも考えると、やはり出産の報告を知ってから贈るのがベスト

・贈るタイミングに気をつける 早く贈りたい、赤ちゃんとママに会いたい気持ちは分かりますが、体調が不安定なこの時期だからこそ、ふたりのことを想って産後直後に持参するのは×。病院などに訪ねられる場合もありますが、疲れさせないためにも長居は禁物ですよ

・贈る場所にも注意 ご両親と同居であればあまり問題ではありませんが、そうでない場合は赤ちゃんとママは実家でしばらく過ごす方が多いもの。出産祝いを送ったけど不在では困りますし、実家に送っていいのかどうかも分かりませんね。こういったときはママに直接たずね、家に帰るタイミングに合わせて送るとか、また実家に送ってもOKであれば問題ないでしょう。出産後1ヶ月以内が一般的といわれているものの、それを超えたからといってマナー違反になることでありません

消耗品ってどんなもの?

定番人気の出産祝いアイテムの中でも根強い人気なのが消耗品です。
では、消耗品には具体的にどのようなものがあるのでしょうか。これらの知識は何を贈ったらいいのか分からない場合にもとっても役に立つ情報なので一見の価値ありですよ!

・おむつ 以前は布のおむつしかなく、それから紙おむつが登場した頃には「日中は布のおむつ、夜や外出する際には紙おむつ」というように両方を使い分ける家庭も多くあったとか。しかし今や紙おむつは当たり前の存在になり、種類も豊富になりました。サイズですが、新生児サイズだとすぐ使えなくなることもあるので、できればSサイズ以上のおむつを選ぶといいでしょう

・おしりふき これはおむつ以上に便利で重宝するアイテムのひとつであり、おむつを取り替える際に必要不可欠なアイテムですね。赤ちゃんの肌がデリケートなのはもちろん、赤ちゃんの体質によっておしりふきが合う/合わないも出てくる場合もあるので、おしりふきを購入する際にはママに確認をしてからがいちばん安心できるというわけです

・ミルク これはとくに外出の際に活躍するものなので、粉ミルクをあげるのも得策ですね。たとえば出産祝いを贈るのが少し遅れた場合、離乳食用として粉ミルクを使うこともあるので贈れますが、家庭によっては離乳食に使わないところも。ですから粉ミルクを贈りたいと思ったらまずママに確認をしてから購入するようにしましょう

いずれの場合も、その家庭の赤ちゃんの状況によって条件が異なったりします。リサーチをして失敗のないように注意してくださいね。 

ベビー服選びのコツ

出産祝いにいただく品物の中でもとくにもらって嬉しいものは何だと思いますか?

ここで実用的なものを挙げる方は多いと思いますが、常にランキング上位につけているもののひとつに「ベビー服」があります。


実際に出産内祝いにベビー服をもらったという方の意見を聞いてみると
「赤ちゃんは汗かきで着替える回数も多いから」
「夏場はとくに重宝する」
「ベビー服はよだれなどでとくに汚れやすいから何枚あっても嬉しい」
理由を知るとどれも納得できるものばかりではないでしょうか?

では実際にベビー服をあげる場合の選ぶポイントをご紹介します。

まずいちばん気をつけたいのがサイズです。赤ちゃんが成長するスピードは本当に速い上に数ヶ月経った頃には寝返りをうったりハイハイをしたりと動作も多くなるため、購入した直後に渡したとしてもすぐに着られなくなる可能性大!なので直接ママに相談しておくか、少しゆとりのあるものを選ぶなど購入前によく考える必要があります。

次に機能性。赤ちゃんのデリケートな肌に合う素材はシーズンによっても変わっていくものですし、またデザイン重視で選んでしまって実は着替えがしづらかった…なんてことになってはせっかくの贈り物が台無しになってしまうので要注意。

さらにデザインもよく考えて選びましょう。色やブランドなどにこだわって買っている家庭も多いので、あまり自分好みのデザインに走りすぎず、できれば事前にリサーチできると迷うことなく選ぶことができて安心ですね。

出産祝い金とは

日本には出産をすると子どもの誕生のお祝いと健やかな成長を願うという意味で一定金額が支給される制度がいくつかあります。すべての制度が全国各地で行われているわけではありませんが、子育てはやはり金銭的な負担は多くなるものですから、このようなシステムは賢く利用したものですね。

・出産祝金 自分が住んでいる地域の役所に届け出ると支給される制度で、一部の市区町村のみで実施。金額も地域よってバラつきがあり約50,000~100,000円程度。また会社内に出産祝金制度を設けているところもあるので、一度確認してみることをおすすめします

・出産育児金(一時金出産育児金) 妊娠中の定期健診や分娩費用などには保険が適用されないため、健康保険組合または国民健康保険に被扶養者として加入している女性は、各役所にある出産証明書を取得して申請をすると支給されます。もちろん「妻」でない場合(シングルマザー)であっても被扶養者であれば問題ありません。現在は350,000円となっていますが、出産から申請するまでの期間が2年を超過してしまうと支給される金額が減ってしまうので注意しましょう

・出産手当金 被保険者の日給の2/3相当の金額が、産前・産後に休んだ日数分のみ支給される制度です。また健康保険組合によっては、+αの一定の上乗せがあるところもあるので問い合わせてみるのもいいでしょう(この上乗せのことを「付加給付」と呼びます)

市区町村はもちろん企業単位でも独自の制度を設けているところもあるので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

出産内祝いって?

現在の出産内祝いは、「出産祝いをいただいた方々へのお礼」のイメージが強いのではないでしょうか。しかし、出産内祝いのもともとの意味は少し違っていて「赤ちゃんの誕生を共に祝っていただく」といった理由から始まったといわれています。
これはいわゆる“幸せのおすそわけ”的なものですね。ですから、身内だけでなく、友人を含めお世話になった方やこれからお世話になる方へも贈ることで、感謝と新しいスタートの挨拶の気持ちを伝える大切な手段のひとつになるわけです。

・のし 紅白の蝶結びの水引を使用し、表書きは「内祝」「出産内祝」「命名内祝」など。名前の欄には赤ちゃんの名前を書きましょう(こうすることで赤ちゃんのお披露目にもなります)

・贈る時期 とくに決まりはありませんが一般的にはお宮参りの前後(出産後1ヶ月前後)に贈る方が多いようです

・品物の金額 これも贈る時期同様、とくに決まりはありませんが、いただいた出産祝いの1/2~1/3程度を目安に選ぶ方が多いようです

・品物 会社など大人数に贈るならスイーツやドリンクなどの分けられる食べ物、友人などには何枚あっても困らないタオルや洗剤といった実用的なものを、また身内であればちょっと高価なブランドもののテーブルウェアなどが人気のようです。その他、現在は選べるギフトカタログも人気

そして忘れてならないのはお礼状(メッセージカード)です。やはり言葉を添えるとさらに気持ちが伝わりますし、一緒に赤ちゃんの写真を添えるとさらにいいですね。

「ことば」のお礼も忘れずに

日本で今もなお大切にされている文化のひとつ「贈り物」。自分の気持ちを贈り物に託して伝えるこの素晴らしい文化は、冠婚葬祭などには欠かせない存在といっても過言ではありません。
しかし、贈り物はどうしてもモノのイメージが強いようですが、やはり気持ちを伝えるという意味でもお礼状やメッセージカードは添えるようにしたいものですね。

さて、贈り物はそれぞれのシーンによって(地域によっても異なりますが)一般的なマナーが存在します。
出産祝いのお返しである「出産内祝い」の場合、たとえば贈る時期は出産後の1ヶ月前後に行うお宮参りあたりにされる家庭が多いようです。
もともと内祝いの意味は「身内に起こったお祝いごとを一緒に祝福してもらう」であり、出産祝いの有無にかぎらず贈る習慣があったので、この場合は品物に添えるメッセージカードが「お礼状」では意味が異なってきますね。
ですから、あらかじめ出産祝いを受け取らない旨を伝えてあったり、出産祝いをいただいていない際に出産内祝いを贈る場合はメッセージカードの文面に多少注意する必要があります。
ポイントとしては
・あいさつ(例:○月○日に家族がひとり増えました)
・お礼(例:素敵なお祝いをいただき、本当にありがとうございました)※
・近況報告など(例:おかげさまで元気にすくすく育っています)
・品物について(例:ささやかではございますが、心ばかりの品を贈らせていただきます)
・締めのあいさつ(例:ぜひ一度遊びに来てください)
上記の中で※は出産祝いをいただいた方にのみ必要になり、逆にいただいていない方へは失礼になるので注意しましょう。

ストレスフリーの出産内祝い選び

出産は人生の一大イベントのひとつ。
嬉しさや楽しさ、幸せな気持ちと一緒に大変さや苦労も少なからずともなうのは当然ですね。しかも体調面でもっとも不安定かつ大切にしたいのは出産前後ではないでしょうか。

そこで、その大切な時期だからこそ少しでもストレスを減らすために、出産にはつきものでもある出産内祝い選びのアイデアをご紹介しましょう。

出産内祝いは出産祝いをいただいた方へのお礼や赤ちゃん誕生のお披露目の意味を持つものですが、一般的には赤ちゃん誕生からおよそ1ヶ月前後(お宮参りをめやすに考えると◎)に贈られることが多いと思います。

さてここが問題です。

出産後の1ヶ月間は、母子共に体調管理がもっとも大切になる時期であり、退院後のこと(育てる環境づくりなど)でばたばたしやすい時期でもあるため「あの人には出産内祝いを何贈ろう?」とゆっくり考えている時間があまりないのも事実。
しかし気持ちを伝える大切な贈り物ですから“心ここにあらず”的なものになるのもちょっとさびしいですよね。

ですから、出産前から「出産内祝いリスト」なるものを用意して、贈る方の住所などをあらかじめ把握しておくといいでしょう。こうすることで1人ひとり何を贈りたいかが見えてくるはずですし、贈り忘れも防げるので一石二鳥!
今はデパートや百貨店、ギフトショップなどにはカタログなども豊富にあるはずですし、インターネットからもたくさん情報が得られるのでしっかり吟味してゆとりを持って準備したいものですね。

失敗しない出産祝い選び①

出産祝いはおそらく誰もが「何をプレゼントしよう?」と悩むのでは?
大切な人へ大切な記念に贈るのだからこそ、相手が喜んでくれるものを選びたいものですね。

では、現代の出産祝いの品物で人気(=喜ばれる)のものは?

…正解はギフト券や商品券、図書カードなどです。
これらは相手を選ばず安心して贈ることができるとっても便利な品物といってもいいでしょう。

たとえば贈り主と受け取る側の関係が身内や近い親戚、親しい友人であれば「何が欲しい?」と聞けるので受け取る側が本当に欲しいもの、必要としているもの、足りないものをセレクトできるのでまず失敗することはありませんね。
しかし相手を深く知らない場合や、もし赤ちゃんの洋服や小物を好きなブランド、色などを揃えて買っていたら…食べ物や消耗品ならともかく、残るものや身につけるものだとお互いがちょっと困ってしまうおそれがあります。

その点、ギフト券や商品券、図書カードであれば(金額があからさまに分かってしまうのはどうしようもありませんが)受け取った側は好みのもの、本当に欲しいものをそのギフト券で購入できるわけですからそういった心配は解消されるというわけです。
さらにギフト券や商品券、図書カードは現金や金券に比べてギフト色が強いところも◎。また、一緒に忘れずに贈りたいメッセージカードには「これで素敵な洋服を赤ちゃんに買ってあげてください」「好きな絵本を買ってあげてください」といったメッセージを添えるとさらにいいと思いますよ。

失敗しない出産祝い選び②

出産祝いの品物というとどちらかといえば赤ちゃんが身につけるものや家で使うものを連想しがちですが、外出時のことまで考えると“あると便利なアイテム”の幅が広がります。

私のママ友のMさんが出産祝いにもらって嬉しかったものは、ちょっと予想外のものでした。
それは「ミルクポーチ」というもので、乳児に必要不可欠な粉ミルクや哺乳瓶などを入れて持ち運びができるアイテム。これは自分ではあまり買わないママが多いようですし、比較的長い期間利用できるので重宝すること間違いなしなのです。
また、ミルクポーチと同じ外出時にあると便利なアイテムとして、マザーズバッグなどもおすすめです。

家庭内ではもちろんいろいろなアイテムを買い揃えているはずですから、ミルクポーチやマザーズバッグのように、常に必要になるものではないけれど“あったらいいな”的なアイテムは気の利いた出産祝いとしてインパクトも十分ありそうですね。
出産祝いは赤ちゃん自身へのアイテムでももちろんいいのですが、外出時やママの立場に立って考えるとまたアイテムの幅が広がりますし、他の人の出産祝いと重なる心配も減ると思いますよ。

定番人気の出産祝いとしてギフト券や商品券、図書カード、ベビー服などが多い中、自分らしいアイデアを取り入れたアイテムは選ぶのも贈るのも楽しいものです。
「出産」は人生の中でもとびきり素敵なイベントなのですから、自分が贈った品物でさり気ない“幸せのお手伝い”ができると嬉しいですね。

出産祝いの基礎知識

身内や知り合いから赤ちゃん出産の報告を受けたとき、ほとんどの方が出産祝いに何を贈ろうかを考えるのではないでしょうか。
出産祝いはベビー服やギフト券、商品券、図書カード、おむつやお尻拭きといった消耗品、アルバム、フォトスタンドなどが人気ですが、贈る際の一般的なマナーはもちろん、品物選びのポイントや注意点を覚えておくと出産祝いを贈る楽しさも倍増するのでは?
ここで紹介しているのはごく一般的なことばかりなので知っていることもあると思いますが、再確認のためにもぜひ読んでみてくださいね。

・祝儀袋について 水引は紅白の蝶結びのものを使いましょう。表書きにとくに決まりはありませんが「御祝」「御出産祝」「御安産御祝」などがよく用いられています

・お祝い金について できれば使用感のあるお札を避け、新札を用いるのがベター。金額は「死」や「苦」を連想させる「4」「9」になる金額は避けた方がいいでしょう(これはお礼状やメッセージカードに書く文章にも同じことがいえます)

・品物について 人気はやはりベビーグッズなど赤ちゃんに関するものですが、出産祝いはママへの「おつかれさま」「これからがんばってね」といった意味もあるのでアロマ系アイテムやバスグッズ、ファッション小物など、心と体にリラクゼーション効果が期待できるものを贈るのもおすすめです。またベビーグッズの中でもベビー服や靴といった身につけるものを選ぶ際にはサイズや素材、着脱のしやすさなどにとくに注意して選びましょう

出産祝い金の相場は?

冠婚葬祭などでお金を贈る機会は多くありますが、もちろん出産祝いも例外ではありません。

さて、出産祝いでお金を包む際にみなさんが気になるのは「いくら包めばいいんだろう?」ということだと思いますが、これは身内や親戚、友人、会社の同僚など贈り主と受け取る側との関係でも異なってきますし、その土地の慣習などによっても異なってくるものなので残念ながら一概に「兄弟なら○○円」「友人なら○○円」といった金額はありません。
しかしながら一般的な相場はありますから、それを知識として知っておくと迷うことも少なくなるのではないでしょうか。

兄弟など身内であれば5,000~10,00円前後、友人であれば3,000~5,000円前後、会社関係であれば3,000~5,000円前後などがよく贈られる金額といわれているものの、実際には付き合いの深さもありますし、贈り主の年代によってももちろん違ってくるので難しいですね。

受け取る側から過去に出産祝いをいただいたことがあるのであれば同じ金額でいいと思いますし、同じように出産祝いを贈る友人や同僚など同じ立場の方がいる場合は相談して同額を包めば問題ないと思います。
またその土地の習慣などである程度決まっていたりもするので、まず地元の人に尋ねてみるのもひとつの手だと思います。

なお、出産祝いを現金で贈る際に気をつけたいのが受け取る側が自分より目上(年上)の人の場合で、このとき現金を贈るのは失礼にあたるので必ずギフト券や商品券などに代えて贈るようにしましょう。

出産祝い選びの極意

出産祝いに何を贈ればいいんだろう?
これは出産祝いを贈る機会に遭遇された方であれば一度は経験がある悩みでは?

そこで、これから出産祝いを贈る予定がある人もそうでない人にも役立つ、出産祝いの選び方のヒントをいくつかご紹介します(ここでは数ある出産祝い好適品の中でもとくに人気の高い3ジャンルにポイントを絞って紹介しています)。

・ベビー服 新生児の頃に着る服はその家庭で買い揃えている可能性が高いので、それを見越してたとえば生後6ヶ月~3才あたりの間に着られる服を選ぶといいでしょう。新生児~幼児期にいたってはとくに身体の成長スピードがとても早いので、今ゆとりがあっても1ヶ月後にはきつくて着られない…なんてハプニングも十分あり得ます。ですからサイズ選びには慎重にならなければいけませんし、赤ちゃんの動きに適した動きやすいデザイン、またママのためにも着脱のしやすさも考慮しましょう

・ベビー小物 靴下や靴、よだれかけ、タオルなどの実用品や消耗品の他、アルバムやフォトフレームなどメモリアルアイテムはいくつあっても嬉しいもの。もし親しい間柄で相手の趣味などが分かるのであれば、それに見合ったものをセレクトすると◎

・おもちゃ 乳幼児用のおもちゃは、遊びながら脳や運動能力にさまざまな刺激を与えてくれます。中でもおすすめなのは木製のもので、安全性とナチュラルな温もり、デザインの美しさは幅広い年齢層に人気です
以上は赤ちゃん向けの品物ばかりを挙げましたが、ママ向けとしてマザーズバッグやアロマグッズ、バスグッズなどを贈るのも素敵ですね。

言葉で伝える出産祝い

出産祝いというとどうしても品物を贈るイメージが強いのですが、実際には赤ちゃんの誕生を祝う気持ちと、母子の健康を想う気持ちを伝えるため手段なのです。ですから、出産祝いを贈る際には一緒に自分らしいことばでつづったメッセージを添えるのを忘れずに。
以下で例文を挙げていますので参考にしてみてください。

・ご出産、本当におめでとうございます。おふたりの願い通りのかわいい女のお子さんということで、おふたりの幸せの笑みが目に浮かびます。美男美女カップルのおふたりのお子さまですから、将来もますます楽しみですね。しかし、産後はお子さまはもちろん、ママも体を休めることが一番ですから、無理することなく体だけは十分いたわってあげてくださいね。落ち着いた頃に伺いたいと思っておりますので、その時にお子さまに会うことができれば嬉しいです。心ばかりではありますが、お祝いの品を送らせていただきましたのでご笑納ください。

次のように、出産祝い(品物)を届ける前にまずお祝いのことばを伝えるのも素敵だと思います。

・元気な男のお子さまのご誕生、おめでとうございます。○○ちゃんの時は体調が不安定だったこともあり心配しておりましたが、母子ともに健康だということで安心しました。今後の健やかな成長を心からお祈りしております。お子さまと△△さんに会えるのが本当に楽しみです。別便になりますが、ささやかながらお祝いの品を送らせていただきます。まずはお祝いを先お伝えしたく、メッセージをさせていただきました。

マナーは相手を思いやることから!

出産祝いを贈るにあたって、各ポイントにはそれぞれマナーがいくつか存在します。言い換えればそのマナーさえ押さえておけば迷うことや困ることは少なくなり、もちろんマナー違反になることもなくスマートに進められるということになります。
以下でそのマナーを各ポイントごとに紹介しているので、出産祝いを贈る際にはぜひ参考にしてみては?

・品物選び 出産祝いとは赤ちゃんの誕生の「喜び」とママへの「お疲れさま」「これからがんばってね」といった意味があるため、赤ちゃんの立場はもちろんママの立場に立った品物選びをすると選びやすいはず。相手との関係にもよりますが、あまり自分の趣味に走りすぎるのはNG

・メッセージカード 出産祝いの意味を考えても、品物を贈る際にはかならず自分のことばでつづったお祝いのメッセージを添えるのがマナー

・贈るとき これも相手との関係にもよりますが、母子の体調を考えると病院へ直接届けるのは好ましくありません。実家にいる場合もあるので送り先を事前に尋ねるのもいいでしょう。また、贈るのがかなり遅くなってしまった場合にはお詫びの言葉を添えるなり、1才の誕生日祝いとして贈るのも◎

ざっと見てみると、どれも相手の立場に立ち、相手の心身を気遣ったものばかりですね。日本に今なお大切に受け継がれている贈り物の習慣は、まず相手を思いやる素敵な心があるからこそ成り立っているように思います。
私たちもこの気持ちを忘れず、贈り主と受け取る側双方が幸せになる贈り物を続けていきたいものですね。

出産内祝いあれこれ

出産祝いをいただいたら、お返しとして出産内祝いを贈るのが一般的な習慣です。

お礼状と赤ちゃんの写真などを一緒に添えて、お菓子やドリンクといった食べ物やタオル、石鹸、入浴剤などの実用品、消耗品を贈る家庭が多いようですが、以前は傘、ふとん、毛布などを贈ったそうで、これらには「人の上に立てるように」といった縁起をかつぐ意味があったとか。
その他、時代は関係なく鰹節や赤ちゃんの名前入りの角砂糖などもよく選ばれています。

ではその品物の金額はどれくらいが相場かというと、いただいたお祝いを目安に1/3~1/2程度が一般的とされていますが、とくに決まりはありませんしその地域によっても異なりますので周囲に聞いてみるといいでしょう。一律で返す場合もありますし、目上の方へは1/3程度、年下の方へは1/2程度という考え方もいいと思いますよ。

お礼状についてですが、たとえお返しをしない場合でもお礼状は必ず贈り、気持ちを伝えましょう。送る手段としては封書がいちばん丁寧ですが、はがきでも問題ありません。また、電話だと直接伝えられていいのですが、電話はあくまでも略式なのでれきれば封書などで伝えられると理想的ですね。

のしは、表書きは「内祝」が一般的で名前は赤ちゃんの名前を書きます(お披露目の意味のため)。水引は紅白の蝶結びのものを選びましょう

これらは一般的に知られているマナーですが、現在は少しずつ形態も変わってきています。どんな形であれ、自分たちらしく気持ちをきちんと伝えたいものですね。

出産内祝いのマネー事情

出産祝いとしてお祝い金を渡す場合、決まって悩むのが「いくらが妥当なのか?」ではないでしょうか。
これは絶対にこの金額でなければいけないというような決まりはないものの、出産祝いはいくら「気持ちを伝えるもの」とはいえ年代や受け取る側との関係でも変わってくるでしょうし、さらにその地域などによっても微妙に差があるものです。

そこで金額を決める手段としては、同じ(贈る)立場の人に相談して同じ金額を贈る、受け取る側から同じように出産祝いをいただいたことがあればそれと同額にする、その地域の人に聞く…などが挙げられます。
また、さらに目安として覚えておくと便利なのが、一般的な相場。以下は、贈り主を20~30代と想定した金額を挙げていますので参考にしてみてはいかがでしょう?(受け取る側、包む金額の順に掲載しています)
・兄弟や姉妹→10,000円程度
・親戚→5,000円程度
・友人→5,000円程度
・同僚→5,000円程度

ちなみに縁起が悪いとされる「4」や「9」がつく金額は避けるようにし、できるかぎり新札を揃えるのが理想的です。
のしの水引は“何回あっても嬉しいこと”なので紅白の蝶結びを、表書きは「御出産御祝」や「御安産御祝」、「御祝」などにします。

なお贈る時期ですが、出産内祝いを贈るのがだいたい出産後1ヶ月前後(お宮参りの頃)が多いので、それ以前に贈ることができるといいですね。しかし早く届けた方がいいといっても、万が一のことを考えると出産前に贈るのは避けた方が無難です。

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